遥人もきっと薄々勘づいていたんだと思う。 私が全てを話し終えた時、やっぱりか…といった表情をしていた。 「あんちゃんをあんな危険な場所に帰したくないよ。」 「私だって、帰りたくないよ…。 遥人ありがとう。気持ちだけ受け取っとくね。」 「ねー、やだ、あんちゃん。 早く俺だけのものになってよ。」 遥人は妬いているのか、私を抱きしめる力が強い。 こんなにも愛情いっぱい接してもらったことって本当に何年ぶりか分からない。