遥人を抱きしめ、もう一度声を振り絞った。 「遥人、好きだよ。」 ___ああ、言ってしまった。 分かっていた。 遥人と再会し、一緒に働き同じ時間を過ごす中で、自分の中で再びあの頃と同じ気持ちが芽生えていたことを。 好き。 大好き。 こんなにも幸せな気持ちになれたのは何年ぶりだろう。