あの頃のあんちゃんは俺よりも背が高くて、3歳年上のお姉さんで、そんな彼女に追いつこうと必死だった。 あんちゃんを見上げていたはずが、いつの間にか俺が視線を下にする側に。 腕の中にいる彼女はいつ壊れてもおかしくないくらい、脆く、小さい。 あんちゃんから真実は聞いてない。 だけど、俺の疑念はほぼほぼ確信へと変わり、旦那さんからあんちゃんを守りたい気持ちは強くなるばかり。