「やっぱり、好きだなあ」
呟きは届かないけど、それでよかった。電車は先輩を乗せて、夜の中へ走り去っていった。
そういえば、また先輩がどこで降りるか聞き忘れたけど、まあ明日聞けばいいか。
私たちはもう学生じゃないから、卒業でお別れになることもないし。
駅のホームに、終電が終わったことと改札が間もなく閉まるというアナウンスが流れた。足取り軽く駅を出ると、昨日よりも温かい春の風が吹いていた。
夜の空気はひんやりしていて、火照った頬をほどよく冷ましてくれる。
空には星がかすかに輝いていて、ついスマホを向けた。
撮った写真をニャインのプロフィールの背景に設定した。タイムラインに設定の変更が流れると、すぐに誰かがイイネをつけてくれた。
つい、口元がゆるむ。
この嬉しさを、伝えようかどうしようか。
ぽこんとスマホが鳴って、タイムラインにメッセージが流れてきた。
『なおやさんがプロフィールを設定しました』
映し出されていたのは星空だ。
私は迷わずイイネを押した。
呟きは届かないけど、それでよかった。電車は先輩を乗せて、夜の中へ走り去っていった。
そういえば、また先輩がどこで降りるか聞き忘れたけど、まあ明日聞けばいいか。
私たちはもう学生じゃないから、卒業でお別れになることもないし。
駅のホームに、終電が終わったことと改札が間もなく閉まるというアナウンスが流れた。足取り軽く駅を出ると、昨日よりも温かい春の風が吹いていた。
夜の空気はひんやりしていて、火照った頬をほどよく冷ましてくれる。
空には星がかすかに輝いていて、ついスマホを向けた。
撮った写真をニャインのプロフィールの背景に設定した。タイムラインに設定の変更が流れると、すぐに誰かがイイネをつけてくれた。
つい、口元がゆるむ。
この嬉しさを、伝えようかどうしようか。
ぽこんとスマホが鳴って、タイムラインにメッセージが流れてきた。
『なおやさんがプロフィールを設定しました』
映し出されていたのは星空だ。
私は迷わずイイネを押した。



