「ここ座ってもいいかな?」
「もちろんです。どうぞ」
結衣は圭吾が座りやすいように、椅子に置いていた荷物を自分に寄せる。圭吾は荷物を挟んで結衣の隣に座った。
「そういえば、中華料理の写真ありがとう。本当にドラマで見た料理に似ていて驚いたよ」
「そうなんです! そうだ。送った以外にもたくさん写真を撮ったんですけど──」
結衣はスマホを操作して、浩斗と食事に行った日の写真を表示する。
「このお花の飾りも全部野菜で作っているんですよ」
「へえ、すごいね」
「あとは──」
画面を見せながら説明すると、圭吾は興味深げに聞き入って相槌を打つ。
(やっぱり推しドラマの話で盛り上がれる相手がいるのって楽しい!)
ついつい嬉しくなって、いろいろと話してしまう。圭吾はそんな結衣の話を、にこにこしながら聞いていた。
「横溝さん。もしよかったら──」
「え?」
結衣が圭吾のほうを見る。そのとき、「結衣!」と自分を声がした。
「あ、浩斗さん」
スマホから顔を上げると、険しい表情をした浩斗が立っていた。
「浩斗? 待ち合わせって浩斗だったの?」
圭吾が結衣に尋ねる。
「はい、そうなんです」
「もちろんです。どうぞ」
結衣は圭吾が座りやすいように、椅子に置いていた荷物を自分に寄せる。圭吾は荷物を挟んで結衣の隣に座った。
「そういえば、中華料理の写真ありがとう。本当にドラマで見た料理に似ていて驚いたよ」
「そうなんです! そうだ。送った以外にもたくさん写真を撮ったんですけど──」
結衣はスマホを操作して、浩斗と食事に行った日の写真を表示する。
「このお花の飾りも全部野菜で作っているんですよ」
「へえ、すごいね」
「あとは──」
画面を見せながら説明すると、圭吾は興味深げに聞き入って相槌を打つ。
(やっぱり推しドラマの話で盛り上がれる相手がいるのって楽しい!)
ついつい嬉しくなって、いろいろと話してしまう。圭吾はそんな結衣の話を、にこにこしながら聞いていた。
「横溝さん。もしよかったら──」
「え?」
結衣が圭吾のほうを見る。そのとき、「結衣!」と自分を声がした。
「あ、浩斗さん」
スマホから顔を上げると、険しい表情をした浩斗が立っていた。
「浩斗? 待ち合わせって浩斗だったの?」
圭吾が結衣に尋ねる。
「はい、そうなんです」



