「とにかく、今日は楽しかったよ。ありがとう。また連絡する」
「ああ……」
浩斗は車で走り去る圭吾を見送る。
その姿を見送ってから、スマホを取り出してシェアラの画面を確認した。ベストパートナーには『横溝結衣』としっかりと表示されている。
(もしかして、俺と結衣のベストパートナー判定もバグなのか?)
そんなはずはないと思いつつも、絶対にバグではないとは言い切れないことも理解していた。
そのとき「社長」と呼ぶ声がした。振り向くと、結衣が立っていた。
「クラブハウスの撤収、完了しました。みんな、最後の締めで社長のこと待っていますよ」
「ああ ありがとう」
返事をしながらも、表情がこわばる。結衣はそんなわずかな変化を感じ取ったようで、どこか心配そうに浩斗の顔を覗き込んだ。
「社長。どうかしましたか?」
「いや、なんでもない」
浩斗は首を振ると、クラブハウスのほうへ歩き出す。
その少し後ろを、結衣が着いてくる気配がした。
翌日の経営会議では、ゴルフコンペの慰労とともにシェアラのバグについての調査報告が行われた。
「ああ……」
浩斗は車で走り去る圭吾を見送る。
その姿を見送ってから、スマホを取り出してシェアラの画面を確認した。ベストパートナーには『横溝結衣』としっかりと表示されている。
(もしかして、俺と結衣のベストパートナー判定もバグなのか?)
そんなはずはないと思いつつも、絶対にバグではないとは言い切れないことも理解していた。
そのとき「社長」と呼ぶ声がした。振り向くと、結衣が立っていた。
「クラブハウスの撤収、完了しました。みんな、最後の締めで社長のこと待っていますよ」
「ああ ありがとう」
返事をしながらも、表情がこわばる。結衣はそんなわずかな変化を感じ取ったようで、どこか心配そうに浩斗の顔を覗き込んだ。
「社長。どうかしましたか?」
「いや、なんでもない」
浩斗は首を振ると、クラブハウスのほうへ歩き出す。
その少し後ろを、結衣が着いてくる気配がした。
翌日の経営会議では、ゴルフコンペの慰労とともにシェアラのバグについての調査報告が行われた。



