この班分けは単に人数を割っているわけではなく、アテンダントを担当する社員に合わせてしっかりと考えられたものだ。6班のアテンダントは田端なので小名木社長が入ったとしても大きな問題にはならないはずだが、彼女の身勝手な行動にイラっとした。
「小名木社長のご令嬢とご一緒出来るなんて 今日はラッキーだな」
「本当ですね」
押し黙る浩斗に対し、他のふたりの参加者は嬉しそうだ。裕美は誰が見ても美人とされる見た目なので、無理もないのかもしれない。
「まあ、お上手ですね」
裕美はこういう扱いに慣れているようで、にこにこしながら対応していた。
(…仕方ないか)
無理に元の班に戻らせてこの場の雰囲気を盛り上がる取引先3人の気分を害すべきではないだろう。
浩斗は苦々しく思いながらも、笑顔を作る。
「皆さん。では、行きましょう」
浩斗は同じ班の3人のゴルフバックをカートの後ろに載せる。
運転席に乗ると、すかさず裕美が浩斗の隣に座った。
「一緒にゴルフするなんて、久しぶりね。今日は一日よろしく」
裕美は口元に笑みを浮かべる。
「ええ、よろしくお願いします」
「小名木社長のご令嬢とご一緒出来るなんて 今日はラッキーだな」
「本当ですね」
押し黙る浩斗に対し、他のふたりの参加者は嬉しそうだ。裕美は誰が見ても美人とされる見た目なので、無理もないのかもしれない。
「まあ、お上手ですね」
裕美はこういう扱いに慣れているようで、にこにこしながら対応していた。
(…仕方ないか)
無理に元の班に戻らせてこの場の雰囲気を盛り上がる取引先3人の気分を害すべきではないだろう。
浩斗は苦々しく思いながらも、笑顔を作る。
「皆さん。では、行きましょう」
浩斗は同じ班の3人のゴルフバックをカートの後ろに載せる。
運転席に乗ると、すかさず裕美が浩斗の隣に座った。
「一緒にゴルフするなんて、久しぶりね。今日は一日よろしく」
裕美は口元に笑みを浮かべる。
「ええ、よろしくお願いします」



