俺様辣腕社長の甘い執愛~マッチングアプリなんて信じません!~

「僕も久しぶりに、ゴルフやってみようかな……」

 そのとき、背後から『和賀』と声をかけられた。振り返ると、そこにいたのは現れたのは浩斗だ。

「遅くなって悪い」
「たいして待ってないから、気にするな」

 圭吾は、首を振る。

「相変わらず、忙しそうだな。今日も仕事か?」
「いや、違う」
「じゃあ、デートか。邪魔して悪かった」

 ピンと来て、圭吾は笑う。浩斗とは学生時代からの仲だが、見た目がよく頭もいい浩斗は昔から女子によくモテた。

「今の彼女はどんな子なんだ? またモデルかな?」
「いや、普通の会社員だ。それに、まだ彼女ではなくて、口説いている最中なんだ」
「へえ」

 圭吾は意外に思う。圭吾が知る限り、浩斗から女性にアプローチしているのを見たことがなかったから。
 圭吾が考えていることは、浩斗に筒抜けだったようだ。

「その子は、一緒にいて自然体でいられるんだ。それに笑顔が可愛いし、頑張り屋だ」

 浩斗は少しばつが悪そうに照れ笑いする。その姿に、驚くと共にほっこりした気持ちになった。

「いい人を見つけたんだな」
「まあな。シェアラで知り合った」