「それでは、私はここで失礼させていただきます」
「ああ、気を付けて」
「横溝さんもお疲れ様。また明日」
「はい」
結衣はお辞儀を返す。
告白して断られたなんて話を聞いてしまったらさすがに呼び止めることもできず、結衣は浩斗とともに成瀬の背中を見送った。
浩斗と結衣のふたりが、エントランスに残される。浩斗は腕時計をちらりと確認する。
「もう遅いから、社用車で近くまで送ってやる」
「ありがとうございます」
呼び出すと、すぐに車がエントランスに回される。いつものように助手席に乗ろうとすると、「一緒に後ろに乗れ」と浩斗に言われ、結衣はおずおずと浩斗の隣に座る。
「こういうパーティーはほかにもたくさんあるんですか?」
「ああ。それなりにはあるな。何がビジネスチャンスにつながるかわからないから、縁をつなぐために可能な限り出席することにしている。俺がいけないときは副社長か役員の誰かに行ってもらう感じだな」
「なるほど」
今のところウィズンコーポレーション以外からの招待状は届いていないが、これから続々と届き始めるのだろう。
(小名木裕美さんとも、ああいうパーティーで縁がつながったのかな)
「ああ、気を付けて」
「横溝さんもお疲れ様。また明日」
「はい」
結衣はお辞儀を返す。
告白して断られたなんて話を聞いてしまったらさすがに呼び止めることもできず、結衣は浩斗とともに成瀬の背中を見送った。
浩斗と結衣のふたりが、エントランスに残される。浩斗は腕時計をちらりと確認する。
「もう遅いから、社用車で近くまで送ってやる」
「ありがとうございます」
呼び出すと、すぐに車がエントランスに回される。いつものように助手席に乗ろうとすると、「一緒に後ろに乗れ」と浩斗に言われ、結衣はおずおずと浩斗の隣に座る。
「こういうパーティーはほかにもたくさんあるんですか?」
「ああ。それなりにはあるな。何がビジネスチャンスにつながるかわからないから、縁をつなぐために可能な限り出席することにしている。俺がいけないときは副社長か役員の誰かに行ってもらう感じだな」
「なるほど」
今のところウィズンコーポレーション以外からの招待状は届いていないが、これから続々と届き始めるのだろう。
(小名木裕美さんとも、ああいうパーティーで縁がつながったのかな)



