あえて言うなら、友達以上恋人未満だろうか。いや、友達ですらないのだから、部下以上恋人未満と言うのが正しいかもしれない。
結衣はちらっと成瀬の横顔を窺う。
彼女はまっすぐに浩斗、そして裕美のほうを見ていた。
(成瀬さんのこと、仕事が厳しくてちょっと怖い人ってずっと思っていたけど……。芯がしっかりしてて、なんかかっこいいな)
もしも自分が成瀬の立場だったら、同じように振舞えただろうか。浩斗と顔を合わせるのが嫌で会社を辞めてしまってもおかしくないくらいなのに。
「さ、お喋りはここまで。小名木社長とのお話が終わったみたいだから、社長のところに行くわよ」
「はいっ」
結衣は慌てて成瀬の後ろを追いかける。
パーティーはその後も二時間にわたり、和やかに続いたのだった。
終了後、浩斗と成瀬、それに結衣はパーティー会場だったホテルのエントランスで輪になって立つ。
「成瀬さんも横溝さんも、今日はご苦労様」
「社長もお疲れさまでした。思ったよりたくさんの方とお話しできましたね」
浩斗のねぎらいに、すぐに成瀬が返事をする。
「ああ、そうだな」
うなづく浩斗は満足げに見えた。
結衣はちらっと成瀬の横顔を窺う。
彼女はまっすぐに浩斗、そして裕美のほうを見ていた。
(成瀬さんのこと、仕事が厳しくてちょっと怖い人ってずっと思っていたけど……。芯がしっかりしてて、なんかかっこいいな)
もしも自分が成瀬の立場だったら、同じように振舞えただろうか。浩斗と顔を合わせるのが嫌で会社を辞めてしまってもおかしくないくらいなのに。
「さ、お喋りはここまで。小名木社長とのお話が終わったみたいだから、社長のところに行くわよ」
「はいっ」
結衣は慌てて成瀬の後ろを追いかける。
パーティーはその後も二時間にわたり、和やかに続いたのだった。
終了後、浩斗と成瀬、それに結衣はパーティー会場だったホテルのエントランスで輪になって立つ。
「成瀬さんも横溝さんも、今日はご苦労様」
「社長もお疲れさまでした。思ったよりたくさんの方とお話しできましたね」
浩斗のねぎらいに、すぐに成瀬が返事をする。
「ああ、そうだな」
うなづく浩斗は満足げに見えた。



