そのとき、トントンとドアをノックする音がした。
「社長、失礼いたします」
入ってきたのは、秘書の田端だ。
「田端? どうした?」
浩斗は問いかける。田端と打ち合わせしなければならないことは、今日はもうなかったはずなのだ。
「それが、早めにお耳に入れたい情報がございまして。来月競争入札が行われる予定の大型システム案件で、少し気になることがあります。ライバルのS商事が、我が社の入札予定情報を不正に入手しようとしていると」
「なんだと?」
浩斗の声が一段低くなる。
田端のいう大型システム案件は、開発だけでも受注額数億円を見込む大規模案件だ。さらに、稼働後のメンテナンスも含めるとかなりの額になる。
サイバーメディエーションとしては是非ともこの案件をとりたいと考えているが、それは競合他社からしても同じことだ。
「社長、失礼いたします」
入ってきたのは、秘書の田端だ。
「田端? どうした?」
浩斗は問いかける。田端と打ち合わせしなければならないことは、今日はもうなかったはずなのだ。
「それが、早めにお耳に入れたい情報がございまして。来月競争入札が行われる予定の大型システム案件で、少し気になることがあります。ライバルのS商事が、我が社の入札予定情報を不正に入手しようとしていると」
「なんだと?」
浩斗の声が一段低くなる。
田端のいう大型システム案件は、開発だけでも受注額数億円を見込む大規模案件だ。さらに、稼働後のメンテナンスも含めるとかなりの額になる。
サイバーメディエーションとしては是非ともこの案件をとりたいと考えているが、それは競合他社からしても同じことだ。



