浩斗がこれまで付き合ってきた女は、モデルや社長令嬢などそうそうたる経歴の美女たちばかりだった。そんな彼女たちにすらほとんど心を動かされなかったのに、平凡を絵にかいたような結衣が可愛く見えてしまうなんて。
(これは……本格的に休憩したほうがいいかもしれない)
浩斗は立ち上がると、オフィスの休憩スペースへと向かった。
休憩スペースは廊下の奥にあり、休憩用のソファーや自動販売機などが置かれている。浩斗が歩いていくと、進行方向から話し声が聞こえた。
(先客か?)
なら、社長である自分がそこに現れたら休憩の邪魔になってしまうだろう。残念ながら休憩はまた後にしようと思ったそのとき、聞きなれた声がした。
「新人研修でお世話になって以来ですね。休憩ですか?」
「うん。ちょっと息抜き」
「私もです」
はっきりとした明るい声は、結衣のものだ。浩斗はそっと、廊下から休憩スペースを窺う。
そこには、結衣ともうひとり、20代後半くらいの男がいた。ふたりは親し気に話しており、時折笑い声が混じる。
(これは……本格的に休憩したほうがいいかもしれない)
浩斗は立ち上がると、オフィスの休憩スペースへと向かった。
休憩スペースは廊下の奥にあり、休憩用のソファーや自動販売機などが置かれている。浩斗が歩いていくと、進行方向から話し声が聞こえた。
(先客か?)
なら、社長である自分がそこに現れたら休憩の邪魔になってしまうだろう。残念ながら休憩はまた後にしようと思ったそのとき、聞きなれた声がした。
「新人研修でお世話になって以来ですね。休憩ですか?」
「うん。ちょっと息抜き」
「私もです」
はっきりとした明るい声は、結衣のものだ。浩斗はそっと、廊下から休憩スペースを窺う。
そこには、結衣ともうひとり、20代後半くらいの男がいた。ふたりは親し気に話しており、時折笑い声が混じる。



