一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―


パフォーマンス対決から早2週間。

私たちはと言えば、レッスン漬けの日々を送っている。


ビートに合わせて五重に重なるシューズが床を擦る音。
壁一面の鏡面に並ぶ、身長差凸凹の5人組。


「千景!動き雑!毛先まで集中切らさない!」

「ハイッ!」

「昊と蓮は手ェ抜くなー。スタミナ足りねーぞ」

「…………ハイ」
「ふあーい……」


南が“怒られてやんの”と揶揄って、動きの合間に2人を指差して場を和ます。


ユウキは私に向かって挑発的に嘲笑う。

こっちは和ませ目的じゃない。素だ!



なんか悔しい。ぐぬぬ、と眉を寄せる。


毎日、朝から晩まで休みなく。
キツくはあるけど、みんなで階段を駆け上がってるこの感じが楽しかったりするのです。