ドクンと胸が鳴るのを感じる。
一瞬で駆け抜けるはずのワンフレーズが、スローになって止まる。
(……綺麗な目)
キラキラ、うるうる、いっぱい見開いて“俺”を見つめて。
声にならない感情を、唇を噛んで堪えている。
世界に2人だけみたい。
すごくすごく、ドキドキする。
「もう君しか見えない」
(……ああ、こんなの“俺”が恋しちゃうよ)
5人重なるラストスパートの一片は、今日だけはあなたに向けて。
微笑んだまま、静かに深く息を吸い込む。
「風まで甘い」
この先も、もっともっと頑張って——
「恋の色 きらっとはじけた」
あなたの愛に応えるから、見ててね。



