一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―


……いや、ただ子ども扱いしてちゃん付けされただけかもだし!


胸に手を当てて深呼吸。

いろんな要因でドギマギしてる胸を落ち着けなくちゃ。


動揺してボロを出しちゃいけない。



「いきなり新人いじめはやめてください!
と、とにかくみなさん一度座って!」


宇都さんの号令で、メンバー達はようやくだらだらと席に着く。

コの字に並んだテーブルの一角に、L字型に6人が並ぶ。




右端から、宇都さん・私・南。
L字に折れて、 “ユウキ” “蓮” “昊”の布陣。




……新人アイドルって、もっとキラキラと爽やかな雰囲気出てるものじゃないかなぁ?



全員それに当てはまらないんだけど。



「それじゃあみなさん、順番に自己紹介をお願いします」


そう言って宇都さんは気弱そうに私の顔を見る。


え?私がトップバッターってこと?


ちらっと他のメンバーの顔も確認。


うん、誰とも目が合わない。どうやらそういうことらしい。