「ずっと前からね、欲しかったんだけど・・・もうすぐ手に入っちゃうね♡」
心底嬉しそうに笑う詩音。
なにを考えているのか分からないその瞳も笑顔も、すべてを飲み込んでしまいそうだ。
「ね?いいでしょう?これが俺のお願いだから・・・聞いてくれるよね?」
「い、いやぁ・・・そんな、みんなの王子様を独り占めしたら悪いしね、ははは」
「俺はみんなの王子様なんかじゃないよ。今日からは音桜だけの王子様になるから」
入口のファンシーな門に追い詰められ、首の裏から背中に冷や汗が伝う。
「・・・音桜に拒否権なんてないよね?今日一日付き合ってあげたんだから。俺の人生うち、一日音桜にあげたんだよ?報酬には利子がないと。だから、音桜の最初で最後の彼氏にして」
つまり俺と別れても俺以外と付き合うな、と。
さすがにそれはめちゃくちゃじゃないか?
するとそれが顔に出ていたのか、詩音は柔らかく笑んだ。
「大丈夫、別れるなんてこと絶対にないから」
「ひぇ」
そこを言いきってしまう王子様が怖い。
「でもお互い好きな人できるかも・・・」
「俺はずっと音桜が好きだし、音桜も俺以外好きになれないようになると思うけど?」
どうしよう、逃げられないぞ。
「いいよね?・・・はい、じゃあ今日から音桜は俺の彼女ね」
叶音桜、高校2年生17歳。
家族構成は母、父、兄×2,私、弟。
好きな色はラベンダー、最近ハマっているものはパングラタン。
────狼の餌デビューしました。
心底嬉しそうに笑う詩音。
なにを考えているのか分からないその瞳も笑顔も、すべてを飲み込んでしまいそうだ。
「ね?いいでしょう?これが俺のお願いだから・・・聞いてくれるよね?」
「い、いやぁ・・・そんな、みんなの王子様を独り占めしたら悪いしね、ははは」
「俺はみんなの王子様なんかじゃないよ。今日からは音桜だけの王子様になるから」
入口のファンシーな門に追い詰められ、首の裏から背中に冷や汗が伝う。
「・・・音桜に拒否権なんてないよね?今日一日付き合ってあげたんだから。俺の人生うち、一日音桜にあげたんだよ?報酬には利子がないと。だから、音桜の最初で最後の彼氏にして」
つまり俺と別れても俺以外と付き合うな、と。
さすがにそれはめちゃくちゃじゃないか?
するとそれが顔に出ていたのか、詩音は柔らかく笑んだ。
「大丈夫、別れるなんてこと絶対にないから」
「ひぇ」
そこを言いきってしまう王子様が怖い。
「でもお互い好きな人できるかも・・・」
「俺はずっと音桜が好きだし、音桜も俺以外好きになれないようになると思うけど?」
どうしよう、逃げられないぞ。
「いいよね?・・・はい、じゃあ今日から音桜は俺の彼女ね」
叶音桜、高校2年生17歳。
家族構成は母、父、兄×2,私、弟。
好きな色はラベンダー、最近ハマっているものはパングラタン。
────狼の餌デビューしました。



