【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから


 


ドア越しの声。



「急にすいません。

忘れ物取りに来たんですけど。」
 


――椿だ。



入れるべきか…。
 


氷は、数秒、動けなかった。