【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから





「だから、言いました。」


「……卑怯だな。」


「褒め言葉ですか?」
 


椿は、もう一歩近づく。
 


氷の首元。
 


昨日、自分が触れた場所。
 


指先が、そこに触れそうで、
 
触れない。