【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから




「どこにだ。」


「んー、

越えたら崩れてしまうところとか。」



――自分自身が。
 


氷と視線が合う。 



二人は、同時にグラスを口に運ぶ。