【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから





「悪趣味だ。」


「褒め言葉として受け取ります。」
 


椿は、グラスを持ち上げる。



「……でも」
 


少しだけ、声を落とす。



「ちゃんと、線は引いてますよ。」