【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから





「いつも計算しているのに、

 感情が絡むと途端に計算ができなくなる。」


「君のせいだな。」


「光栄です。」
 


椿は、悪びれもせず言う。



「でも」
 


ふっと、表情を緩める。