【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから





氷は、視線を上げる。



「君は、どう思う。」


「……んー。」
 


椿は、少しだけ唇を吊り上げた。


「弥生さんとか?」
 


その名前を出した瞬間、
 

氷の目が、ほんの一瞬だけ細くなる。