【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから





「その首元。」
 


氷は、ようやく手を止めた。



「何だ。」


「……それ、どうしたんですか。」
 


店内には、まだ客はいない。
 


だが、スタッフの気配はある。
 


それでも弥生は、構わず一歩踏み込んだ。