【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから


 


「……預かるだけ、のはずだった。」
 


呟きは、誰にも届かない。
 


だが、
 
首元の熱だけは、
 
しつこく残っていた。
 


この痕が消えるまで、
 
氷はきっと、今日の一日を思い出す。