【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから





「それでも、私は九条と結婚したくない。」



九条の目が、危険な光を帯びる。



「本気で言ってるな。」


「今さら疑う?」



沈黙。



風がまた吹き抜ける。