【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから






その瞬間、

九条に腕を掴まれ、壁に押される。



「痛いっ…、離して。」


「…正気か?」



低い声が上から降ってくる。



「本気だよ。」


「あいつは一番危険だ。

何を考えているかも分からなければ、

何するかも分からない。」


「いいよ。」


「よくない。」



その言葉に九条を睨みつける。