【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから


 


唇が触れたのは、
 
口でも、頬でもない。
 


首元。
 


シャツの襟が少しずれた、その内側。
 


一瞬。
 


本当に一瞬。



氷は顔を歪ませた。