【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから


 


椿は一歩近づく。
 


氷のパーソナルスペースに、

ためらいなく踏み込む距離。



「……?」
 


氷が言葉を発するより早く、

椿は背伸びをした。