【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから





でも、

当時の私は

一条の娘がこんな格好をしているとバレたら、

家門に泥を塗ってしまうと思った。



「あ、あの。」


「すみません。」
 


迷子だった。
 


物理的にも、気持ちの上でも。