【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから





「すみません。

道をお尋ねしたいんですけど。」


「誰あんた。

小汚い娘が近づかないでよ。」


「すみません。」
 


高そうなバッグも、

分かりやすい装飾もない私は、
 
ただの“通り過ぎる存在”だった。



腕のタトゥーを見せれば済む話。