【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから





「それでいいです。」


「……なぜここまでしてくれる。」



気づけば言葉に出ていた。



下がっていた視線が自然と椿に合う。



椿の視線は真っ直ぐだった。



「聞いても後悔しませんか?」


「ああ。」


「後悔しますよ。

きっと仮面の下を知ってしまったら

氷さんは私を嫌います。」


「それは言ってみないと分からないだろ。」