【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから


 


その声も、

椿の計算通り、

静かに二人だけの世界を

演出する効果を持っていた。
 


椿は窓際に立ち、夜景を背景に振り返る。
 


「……ここなら、誰にも邪魔されませんね。」