椿は椅子に深く腰を掛け、 周囲の視線など気にせずに軽く足を組む。 ただひたすら、氷の反応を楽しむかのように。 「今日は客として、 オーナーさんにお会いしたかったので。」 「珍しい客だな。」 椿はふっと笑う。