【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから


 


椿は椅子に深く腰を掛け、

周囲の視線など気にせずに軽く足を組む。
 


ただひたすら、氷の反応を楽しむかのように。



「今日は客として、

オーナーさんにお会いしたかったので。」


「珍しい客だな。」



椿はふっと笑う。