【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから






「いらっしゃいませ。椿様。」



丁寧にお辞儀をする黒服。
 


「……黒服さん。」
 


椿は、落ち着いた声で、尋ねる。
 


「ここのオーナーさんって、

指名できますか?」
 


黒服は一瞬、目を見開いた。