【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから





「鏡、見たら思い出しますから。」


「……余計なことを。」
 


そう言いながら、
 
声に怒気はない。
 


氷は立ち上がり、シャツを手に取る。
 


袖を通す前に、ふと振り返る。