【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから


 


氷は、

椿の首裏に手を伸ばして触れる。



「……後悔しないんだな。」


「はい。」
 


椿は、はっきり頷く。



「隠すか、見せるかを選べるのが、

 一番楽しいので。」
 


その理屈に、氷は小さく笑った。