【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから

 


首裏に、意識が集中する。
 


強くはない。
 


だが、確実に“残す”距離感。
 


氷は、

ほんの一瞬だけ動きを止めてから、

静かに離れた。



「……これでいいか。」