【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから





「首裏に」
 


指定する声は、

冗談めいているのに、はっきりしていた。



「髪で隠れるし、

 でも鏡を見たら分かる場所。」
 


氷は、しばらく黙っていた。
 


それから、椿の動きを止めるように、

軽く肩に手を置く。