【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから


 


椿は、その横顔をじっと見てから、

悪戯っぽく口角を上げる。



「ねえ」


「……何だ。」
 


声は低く、まだ朝のまま。
 


椿は、布団の縁を指でつまみ、

少しだけ引き寄せる。