【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから


 


満足したのか、

椿は再び布団に潜り、顔だけを出す。
 


朝の光を背に、少しだけ頬が上気している。



「……。」
 


氷は、仰向けのまま天井を見ていた。
 


呼吸は落ち着いているが、

完全に眠りに戻る気配はない。