【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから


 


午後、椿はソファでうとうとし始めた。
 


眠る直前、氷の声が聞こえる。



「無理に起きていなくていい。」


「……命令ですか?」


「配慮だ。」
 


椿は、そのまま眠りに落ちる。
 


氷は、毛布をかけるだけで、触れてこない。