【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから


 


その瞬間。
 


「……起きてるのか。」
 


低く、掠れた声。
 


氷は目だけを開けて、こちらを見ていた。
 


完全に覚醒していない、

半分眠ったままの視線。