【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから


 


氷は、深く息を吸い、
 


そして――
 
ゆっくりと、
 
椿を抱き寄せた。
 


折れたのではない。
 


折れることを、選んだ夜だった。