【第二夜】きっと仮面の下を知ったら嫌われてしまうから


 


手が伸びる。
 


止めるためのはずの手が、
 
椿の肩に触れてしまう。
 


その瞬間、
 
氷は理解した。
 


――もう、“想像”ではない。