次の日の朝、恋と一緒に登校しようと思ったら、玄関先に生徒会長の姿があった。
「おはよう、主井さん」
爽やかに微笑む生徒会長の顔。
朝から見ても嫌な気を起こさせないほどの爽やかさである。
「おはようございます…」
「じゃ、行こう」
そう言って歩き出した。
「あ、忘れものした。 足利さんと愛、先行ってて」
と、恋が言う。
なんのタイミングでそんな事言ってんだ。
「うちの学校、校則はもともとそんなに厳しくないんだけどさ」
いきなり話を振る生徒会長。
まあ、無言で歩くよりは幾分いいし、なによりマトモな話っぽそうなので、耳を傾ける。
「この間、女子生徒のスカートの丈でモメてさ」
「へぇ…」
「下着が見えない程度であれば、個人の自由でいいんじゃないかって話になったんだけどね」
「ふんふん」
「僕としては、女子生徒全員のスカート丈をギリギリまで短くする校則にしてほしかったんだよね」
…全然マトモな話じゃなかった。
というより、朝にするような話じゃないような気がする。
「おはよう、主井さん」
爽やかに微笑む生徒会長の顔。
朝から見ても嫌な気を起こさせないほどの爽やかさである。
「おはようございます…」
「じゃ、行こう」
そう言って歩き出した。
「あ、忘れものした。 足利さんと愛、先行ってて」
と、恋が言う。
なんのタイミングでそんな事言ってんだ。
「うちの学校、校則はもともとそんなに厳しくないんだけどさ」
いきなり話を振る生徒会長。
まあ、無言で歩くよりは幾分いいし、なによりマトモな話っぽそうなので、耳を傾ける。
「この間、女子生徒のスカートの丈でモメてさ」
「へぇ…」
「下着が見えない程度であれば、個人の自由でいいんじゃないかって話になったんだけどね」
「ふんふん」
「僕としては、女子生徒全員のスカート丈をギリギリまで短くする校則にしてほしかったんだよね」
…全然マトモな話じゃなかった。
というより、朝にするような話じゃないような気がする。


