ヲタクを溺愛したい幼なじみ①




「……あとでな」



そう言って、

侑は華から一歩離れた。



胸の奥に、

小さな棘が刺さったみたいに、

ちくりと痛む。



(……なにこれ)



昨日までは、

何とも思わなかったはずなのに。