ヲタクを溺愛したい幼なじみ①





その瞬間。



「雪城くーん!」



甘い声が後ろから飛んできた。



振り返ると、

クラスの女子が数人、手を振っている。



「今日の数学、

 一緒にやってもらっていい?」


「えー、私も!」


「放課後空いてる?」



――いつもの光景。



侑は相変わらず、モテる。