ヲタクを溺愛したい幼なじみ①





――なのに。



「誰に、見てもらうって?」



声が、少しだけ低くなる。



「だからサランくんにだってば。

 美月ちゃんみたいになったら、

 ワンチャン目に留まるかなーって」



冗談半分、夢半分。



いつもの華の調子。



「……無理だと思うよ」



即答だった。