ヲタクを溺愛したい幼なじみ①





侑は顔を一瞬歪めてから、

背中越しに、低く付け足す。



「俺は諦めないから」



その言葉に、

胸の奥が、きゅっと締めつけられた。



家の前に着く。



「じゃ」



侑は立ち止まり、

ちらっと振り返る。