「……っ」 膝が、 がくりと折れた。 しゃがみ込んで、 体操着の裾を握りしめる。 泣き声を、 必死に殺す。 ――助けて、 なんて言えない。 だって。 一番助けてほしい人が、 その原因みたいに 思えてしまったから。