ヲタクを溺愛したい幼なじみ①





「……っ」



膝が、

がくりと折れた。



しゃがみ込んで、

体操着の裾を握りしめる。



泣き声を、

必死に殺す。



――助けて、



なんて言えない。



だって。



一番助けてほしい人が、

その原因みたいに

思えてしまったから。